これだけで体臭を消せる!?あなたはゴシゴシと強く洗っていませんか?

体臭予防には体を清潔にすることが大切ですが、それには体の洗浄がもっとも効果的です。

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あなたは間違った洗い方してませんか?

 

その間違った洗い方、逆に体臭を強くしているかも。

毎日体をしっかりと洗っているのに体臭が強い人は、もしかしたら間違った洗い方をしているかもしれません。これから紹介する石鹸洗い方で、臭い体臭を改善しましょう!


体臭は、汗と皮脂、細菌が混合することで作られます。ニオイを生み出す菌が、汗や皮脂をエサとして繁殖することでニオイが発生します

 

体の表面にある菌を増やさないようにすることが、体臭を抑えるポイント。

 

しかし、そのような話をすると「体をゴシゴシと強く洗ったほうが良いのでは?」と思われるかもしれません。そのほうが菌を取り除けるように思えますよね。何となくわかります。実際はそうではありません!

 

強く洗うと、逆に体臭を強くする。

 

強く擦ることで体臭が強くなる2つの理由

 

1、「細菌のバランス」

2、「肌が乾燥する」

 

1、細菌のバランス
体にある全ての細菌がニオイの元になるわけではありません。細菌の中には、体臭を予防する細菌と、促進する細菌があります。


体臭を予防する細菌は「表皮ブドウ球菌と呼ばれるものです。表皮ブドウ球菌は汗や皮脂を分解し、良いニオイの元となる脂肪酸を作り出します。

 

逆に体臭を促進する菌には黄色ブドウ球菌「真菌」といったものがあります。これらの菌も汗と皮脂を食べて分解しますが、これらが作り出す脂肪酸悪臭を放つ種類の脂肪です。


表皮ブドウ球菌と、黄色ブドウ球菌、真菌のバランスが大切。

 

体を強く擦ると、表皮ブドウ球菌まで洗い流してしまいます。

また黄色ブドウ球菌は、石鹸の洗い残しなどをエサとして繁殖するのでしっかりと洗い流すことも大切です。

 

2、肌が乾燥する

体を洗いすぎると、身体の油が洗い流されるために肌は乾燥します。そうなると肌は乾燥を防ごうとして、皮脂腺からの皮脂の分泌を多くします。それが正常範囲であれば問題ありませんが、この皮脂量が過剰になると、体臭を強くする原因になります。

体臭を抑える体の洗い方


体臭を抑える洗い方の2つのポイント

1、固形石けんを使用すること

2、手のひらで洗うこと

 

1、固形石けんを使用
多くの人はボディーソープを利用していますね。ボディーソープには、香りが良いものが売られているため、おしゃれなイメージがあります。
しかし、香りが強いということは、その分、肌への刺激も大きいということです。ほとんどのボディーソープに含まれる「界面活性剤」は、体にとって必要な細菌も除去してしまいます。


一方、昔ながらの固形石けんは、そのような界面活性剤が入っていませんので、肌への刺激も少なくなります。

 

2、手で洗う
多くの人が、ナイロン製のタオルなどを使用していると思います。しかし、このような硬いもので体を擦ると、洗いすぎたり肌の乾燥を促進します。その結果、皮脂の分泌が過剰になり、体臭が強くなります。

そして最後は、石けん成分が残らないように、しっかり流しきることが大切です。

 

今回述べたように、石けんを使って手で優しく洗うことで、あなたの体臭は抑えられるはずです。今日からでも始められることですので、ぜひ実践してみてください。

 

 

まとめ
体臭の予防には体を洗うことで清潔に保つことが大切ですが、ただ洗うだけでなく肌の自浄作用を弱らせないように洗うことも意識する必要があります。それには洗い方や使用する石鹸についても意識することです。

石鹸は、加齢臭用の石鹸以外にも体臭の解消と予防に最適な石鹸はたくさんあります。大切なのは洗浄力よりも消臭力と肌への刺激が少ないことです。その点に注目すると、本当によい石鹸に出会えると思います!