100回目の夏を迎えて

f:id:ko-kimoto:20180713181938j:plain

私には息子が2人いますが、どちらの息子も野球をやってきました。

次男は現役の高校球児(1年生)ですが、長男は昨年高校を卒業し、現在は専門学校に通っております。
長男は、高校では私立の名門へ入学し、辛い練習と厳しい環境を乗り越え、3期連続の甲子園出場(夏、春、夏)を果たしました。

親としては、おかげさまで、楽しい野球追っかけが出来ました。

今頃は1つの枠を掛けて熱い闘いが各地で行われている事と思います。甲子園へ行くことの出来る強豪校とは?
その違いは何なのか。

息子に名門の私立を経験させた、私の目線から(勝手な意見ですが)載せて行きたいと思います。


1、練習量が違う。
やはり、私立高校です。練習量は公立に比べて倍近くあります。1週間の内、学校に5日行くとその内午後から練習になるのは2日~3日はあります。
その上、夜10時過ぎまでの練習はザラですね。

当然、土日も休みはありません。帰省出来るのは年末年始の数日間だけと、とにかく野球漬けです。
公立校や進学校がテスト勉強をやっている期間も、私立校の生徒は野球やってます!


2、部員数が多い。
部員数が多いと、競争意識がとても高まる。選ぶ側も個々の様々な特長から試合を想定して選ぶことも出来ますし、個人の弱点も見えるので克服しやすい。その上、仲間も多いと練習や相談相手にもなってくれます。
長男の高校の野球部員は120人を超えて居ました。


3、寮生活が重要!
この寮生活。若干15才のまだまだ子供が、中学卒業と共に親元を離れて寮に入ります。
それだけでも大変なのに、環境も変わり、上下関係がかなり厳しいです。

ただし、それに耐えることが出来れば、得るものはかなり多いと思います。
同じ釜の飯を食べた仲間との絆はとても深くなります。チームワークも良くなり、一体感が増します。

同じ寮には監督やコーチも住んでいますが、厳しい練習の後は親元を離れた子供達の親代わりです。
ここでしっかりと人間性を学べます。というか、しっかりと教育してくれるんです!



まだまだ、他にも沢山ありますが、とりあえず思いつく所まで。


各地区で熱戦が繰り広げられていると思いますが、勝って喜ぶチームあれば、負けて泣く所もあります。
当然ですが、それが勝負の世界。

負けて学ぶことも多いはず!
必ずその努力が将来に役立つはず!

高校球児には、自分達なりに一番熱い、思い出深い夏にしてもらいたいと思います!